◆タクシー「逆特区」申請へ

宮城県タクシー協会仙台地区総支部は10月15日までに、タクシー業界への新規参入や増車を“規制する”構造改革特区を提案する方針を決めた。02年に改正道路運送法が施行され、仙台で大幅にタクシーが増加、安心安全なサービスの提供が困難になったと訴えている。特区は本来、地域限定で規制緩和し経済の活性化を促すもので、規制の強化・復活を求める提案は異例。提案内容は検討中だが、国が適正台数を決める需給調整規制の復活を想定している。内閣官房構造改革特区推進室は地域活性化につながるなら対象となりえるとしている。

(その後11月10日、「需要調整特区」実現を、内閣官房構造改革特区推進室に提案した。)

★河北新報 朝刊 10月16日★

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