◆学級崩壊 大学生が助っ人◆
 神奈川県内の児童生徒の暴力件数が2005年度に全国でワーストとなった問題で、県教育委員会は07年度から問題行動を繰り返す児童がいる公立小学校のクラスに、教員志望の大学生をボランティアで派遣する緊急対策に乗り出す。問題児童と遊んだり相談に乗ったりしてもらう。協力してもらうNPOを来春公募し、5月ごろの開始予定。県教委は「問題行動の背景には自己肯定感の不足があり、年齢の近い大学生とのふれあいで暴力に訴えない自己表現方法を学ぶことにもつながれば」と期待する。
神奈川新聞 朝刊 9月24日
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