◆そば屋で自立“修行”◆

 引きこもりの青少年の自立支援をするNPO法人「わたげの会」(仙台市)が、就労支援の一環として、仙台市内に手打ちそば店「わたげ茶屋」を開店する。会の支援を受けている20代の青年10人が店のスタッフとして働き、調理や接客、店の運営を通じて社会との接点を深める。2年半前、同法人の支援を受ける青年の父親が、そば打ちのボランティア指導を始めたことがきっかけ。習得した技術を活かそうと、今年から本格的に準備。店の装飾やメニューづくりも自分たちで担い、市内のレストランで研修もした。

河北新報 朝刊 11月4日
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