新潟県長岡市は11月17日、災害直後は原則、一般の人からの救援物資を受け入れない方針を決めた。12月改定の地域防災計画に明記する。市によると、中越地震後の3週間に全国から届けられた救援物資は10tトラック445台分。毛布などが多かったが、職員やボランティアが徹夜作業で仕分けに多くの時間を費やし、古着などは倉庫に1年近くも山積みされたままだった。今回の決定はこれらの経緯を教訓にした施策で、原則として、NPOや自治体、企業などからの仕分け済みの物資のみを受け入れる。