◆医療用ベッド インドネシアへ◆

 滋賀県の近江八幡市は新築移転で不用になった旧市民病院の医療用ベッド200台を、開発途上国への医療用ベッドの寄贈に取り組むNPO「海外医療施設・設備改善支援協会」を介して、ベッドが不足しているインドネシア共和国に寄贈した。旧市民病院は9月末で閉鎖され、PFI方式で立てた市立総合医療センターに移転したため、大量の不用ベッドが出た。関係者は「医療ベッドは安くて10万円、高いもので60〜70万円もする。処分すると1台5,000円もかかるので。再利用の道が開けてうれしい」と話す。

毎日新聞 朝刊 11月23日
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