◆雨水の大切さ 教材作製◆

 電波発信機を付けたツキノワグマの追跡調査をNPO法人「四国自然史科学研究センター」(高知県須崎市)が、高知県の補助を受けて世界自然保護基金(WWF)ジャパンと共同で実施している。野生のクマを捕獲して追跡する本格的な調査は、93-95年に徳島県が行って以来。同センターは05年度から本格的な調査を進めている。調査の結果、年間を通した行動範囲や生息地がおおむね判明したほか、越冬穴での子育て記録に四国で初めて成功するなど、剣山山系のツキノワグマの生息環境を整備する上で重要なデータが着実に積み上がっている。

徳島新聞 2月4日
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