◆コミュニティーバス本格運行◆

 公共交通空白地を走る京都府加茂町のコミュニティーバスが2月19日、本格運行を始めた。原則週3回の運行ながら高齢者の移動手段としても期待されており、3月12日の同町と近隣2町の合併で誕生する「木津川市」にも引き継がれる。町が06年11月から12月まで実施した試験運行では、計2649人が利用。本格運行の委託事業者を決める入札は今年1月下旬にあり、町内のNPO法人「和同くらぶ」が落札した。町役場前でこの日あった出発式には同法人のメンバー10人が参加し、運転手に花束も贈られ、町長が「出発進行」と号令をかけた。

京都新聞 2月19日
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