◆アンコール遺跡にトイレ寄贈◆

 トイレ不足に悩むカンボジアの世界遺産・アンコール遺跡群に、NPO法人「グラウンドワーク三島」(静岡県三島市)が汚水を出さないバイオトイレを送ることになった。バイオトイレは「東陽綱業」(大阪府吹田市)が開発し、1日の処理能力は約400人分。杉チップに含まれるバクテリアの働きでし尿を水と窒素ガスに分解し、出た水を洗浄用に再利用する自己完結型で、においもない。同法人事務局長は「多くの人にカンボジアの現状を知ってもらうためにも、国内からボランティアを募って設置したい」と話している。」

朝日新聞 朝刊 2月26日
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