◆一休寺 市に景観保全求める◆

 京都府京田辺市薪の酬恩庵一休寺周辺で宅地開発が進み、裏山が切り開かれている。同寺の住職や、一休禅師を顕彰するNPO法人「一休酬恩会」(同市)は借景が損なわれかねないとして危機感を深め、「創建以来約550年にわたって親しまれてきた景観を守りたい」と景観保全を求める署名活動に乗り出した。これまでに市民ら約1万3500人分の署名を集めた。要望書と署名は、同市と同市議会に提出する予定で、同法人理事長は「活動に多くの賛同の声が集まり、勇気付けられた。今後、市に強く働きかけていきたい」と話している。

京都新聞 3月26日
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