◆霞ケ浦でウナギの生態調査◆

 霞ケ浦に天然ウナギを呼び戻すきっかけにしようと、NPO法人「アサザ基金」(茨城県牛久市)が流域の茨城・千葉両県の小中学校約210校などに協力を求めて、ウナギの生態調査を今月始める。「カムバックウナギプロジェクト」と名付けられた調査は、1万人を目標にした聞き取りにより、過去と現在の生息地点を調べて比較することで、生息に必要な環境をつかむのが目的だ。ウナギは世界的にも減っており、専門家は「水系全域の調査は初めてではないか」と評価する。

毎日新聞 5月11日
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