◆自然葬 「駿河湾で散骨を」◆

 遺灰を海や山にまく自然葬を行っているNPO法人「葬送の自由をすすめる会」(東京都文京区)静岡県支部に、駿河湾での散骨を希望する声が寄せられている。地元の海で、美しい富士山を眺めながら眠りたいというのが人気の理由のようだ。県支部の杉村まさみさんは「散骨の希望場所は人によって違うが、絶景を眺めてという人が多く、問い合わせも増えてきた」と話す。実際の葬儀の費用は約10万円前後で、水溶性の和紙に遺灰を包んでまくという。

毎日新聞 朝刊 9月28日
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