◆プロ選手のバット 再利用◆

 環境問題に取り組むNPO法人「こすみんず」(福岡県飯塚市)が、プロ野球選手らの廃棄バットの木くずを溶かした牛乳パックと混ぜ合わせて再生和紙を作り、名刺や色紙などに商品化する活動を始めた。来春の発売を目指している。商品は、プロやアマチュアの野球選手が使って折れたバットを一手に引き取り、はしなどの木製品を製造販売している福井県小浜市の「兵左衛門」に協力を依頼。同社から木くずの無償提供を受け、同工房の牛乳パック紙すき教室講師を務める石橋敬子さんらが進めているという。

西日本新聞 夕刊 11月17日
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