◆ヒナ密猟防止にバリケード◆

 那須野が原に生息する準絶滅危惧種の猛禽(もうきん)類、オオタカが抱卵やふ化期を迎え、保護活動に取り組むNPO法人「オオタカ保護基金」(栃木県宇都宮市)は5月19日、県と共同でヒナの密猟防止バリケードの設置を行った。保護エリアは、那須野が原の約2万ヘクタール。今年は同域内の21カ所で抱卵が確認された。バリケードは、このうち森林の奥で人目につきにくく、密猟者に狙われそうな営巣木3本に取り付けた。ヒナは7月に巣立ちを迎えるという。

毎日新聞 5月20日
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