◆バイオトイレ 本格稼働◆

 三島市の環境NPO法人「グラウンドワーク三島」(静岡県三島市)が米ワシントン州のマウントレーニア国立公園に設置したバイオトイレが、6月から本格稼働した。NPOと公園側が共同で3年間、実証試験をする。トイレは大阪府吹田市の設備会社「東陽綱業」が開発した。内蔵する杉チップの微生物の働きでし尿を完全分解し、汚物を外に出さない構造で、1日約200人分を処理できる。昨年9月下旬に、同公園に1台設置したが、積雪のため2週間しか使えず、本格稼働は今夏からになった。

毎日新聞 6月16日
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