◆「マリモと眠るお酒」目覚め◆

 国の特別天然記念物マリモが生息する北海道・阿寒湖で10月5日、「マリモと眠るお酒」の名称で、1年間湖底で熟成させた地酒を引き揚げる“目覚めの儀式”が行われた。釧路市のNPO法人「阿寒観光協会まちづくり推進機構」の企画で07年10月、遊覧船桟橋の湖底5・5メートルに「カムイの眠り金の滴・銀の滴」と名付けた福司酒造(同市)の吟醸酒と純米酒計800本入りのタンクを沈めていた。儀式ではエカシ(長老)が神々への感謝をささげた後、引き揚げた酒を吟味し「おいしいお酒でございます」と太鼓判を押した

47NEWS 10月5日
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