◆世界遺産 携帯でガイド◆

世界遺産のガイド役は携帯電話−。平成19年の世界遺産登録を目指す島根県の石見銀山遺跡の外国人観光客対応策として、遺跡を散策する人の携帯電話に複数言語で解説を配信するシステムの検討が始まる。案内板などを設けるとせっかくの景観が損なわれることから考案されたアイデアで、島根県立大の学生や地元の島根大田青年会議所のメンバーらが発案、準備を行うNPOの設立総会が2月13日開かれた。今後は国ごとに異なる電話システムにどう対応させるか、外国人観光客の受け入れ態勢を整備する条例の検討に取り組む。

★産経新聞(大阪) 朝刊 2月12日★

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