◆水難救助犬を訓練中◆

 災害時に行方不明者を捜索する救助犬を派遣しているNPO法人「日本レスキュー協会」(兵庫県伊丹市)が、津波などで流された被災者を助けるため、水難救助の訓練を受けた犬の養成に乗り出した。津波が予想される東南海・南海地震などに備えるためで、西宮マリーナ(同県西宮市)に新たな訓練施設を整備する。同協会は、阪神大震災を機に発足。計画では、犬が浮輪付きのロープをくわえ、おぼれている人の近くまで泳いでいき、浮輪を渡した後、ボートや岸まで引っ張るよう訓練する。

読売新聞 12月3日
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