◆開所9カ月で利用100件上回る◆

 成年後見制度に特化した相談窓口として、茅ケ崎市が08年4月に開所した「成年後見支援センター」の利用件数が12月26日までに100件を上回った。同制度は、認知症の高齢者や知的、精神障害者など判断能力が不十分な人たちの財産や権利を保護するために制度化。制度の仕組みや手続きが複雑で、後見人の選定に時間もかかるため、相談や支援へのニーズも高い。NPO法人「湘南ふくしネットワークオンブズマン」(神奈川県)が、市民に近い立場でよりきめ細かな相談、支援サービスを行おうと市に専用窓口の開設を提案した。

神奈川新聞 (会員登録) 12月30日
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