栃木県内のNPO法人など64団体が加入する県NPO協会は、日光市の足尾の緑化に協力しようと、コナラやクヌギの苗木約3千本を育てている。2年前に畑にまいたドングリから出た若芽を、ポットに移植して育て、来春植樹する。同協会員らは植樹を楽しみにしており、「緑を育てる喜びを味わってほしい」と、市民に苗木を育てる協力を呼び掛けている。大きな催事がある度に各会場でドングリ5個入りの袋を配っている。高野代表らは「ドングリをぜひ庭などに植えて、苗木を育ててみて」と話している。